信越本線、越後線、ほくほく線の駅スタンプ-スタンプ道

信越本線(新潟県内)の駅スタンプ





信越本線など新潟県内で走る普通列車。



JR東日本の信越本線(しんえつほんせん)は、
群馬県の高崎駅~群馬県安中市の横川駅(29.7 km)の区間と、
長野県長野市の篠ノ井駅~長野駅(9.3 km)までの区間、
新潟県上越市の直江津駅~新潟市の新潟駅(136.3 km)までの区間を結ぶ路線です。
ここで紹介する新潟県内の区間は、かつては特急「白鳥」、
寝台特急「日本海」、急行「きたぐに」、寝台特急「トワイライトエクスプレス」など、
日本海に沿って長距離運行する列車が多数ありましたが、
北陸新幹線の開業と並行在来線の第三セクター化により、
2015年(平成27年)3月13日に、これらの列車は運行を終了しました。






新潟県内:新潟駅~東三条駅間


新潟駅舎

スタンプ旅の始まり新潟駅。
2018年に駅舎および在来線の一部が高架開業。
2021年度には在来線ホームは新幹線ホームと同じ3階に移設され、
3面5線の高架ホームになる全面開業が予定されています。



                                                                                                                                                                                                                                                                                                            
新潟駅1 新潟駅2
にいがた にいがた
2015年7月5日押印 2019年11月2日押印
新潟駅3 新潟駅4
にいがた にいがた
2019年11月2日押印 2020年9月26日押印
亀田駅 荻川駅
かめだ おぎかわ
2019年11月2日押印 2015年7月5日押印
新津駅 新津駅の駅構内
にいつ 磐越西線、羽越本線の接続駅・新津は鉄道の街
2015年7月5日押印 2015年7月5日撮影
矢代田駅 羽生田駅
やしろだ はにゅうだ
2019年11月3日押印 2019年11月3日押印
加茂駅 東三条駅
かも ひがしさんじょう
2019年11月3日押印 2019年11月3日押印


JR東日本新潟支社管内に所在する駅としては初の「橋上駅舎 」


信越本線の荻川(おぎかわ)駅は、相対式ホーム2面2線を持つ地上駅です。


新潟県内:東三条駅~直江津駅間




趣のある三条駅


1898年(明治31年)の開業当時の面影を留める三条駅。
駅舎は何度か改修を重ねながらも、開業時の建築材を現在も使用しています。
かなり高い天井、太い柱と梁を結合する釘の頭には「釘隠し」の匠の技。
ホームには1912年(明治45年)3月に築かれたランプ小屋が残されています。




                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               
三条駅 見附駅
さんじょう みつけ
2019年11月3日押印 2019年11月3日押印
長岡駅 宮内駅
ながおか みやうち※上越線の分岐駅
2020年9月25日押印 2020年9月26日押印
来迎寺駅 安田駅
らいこうじ やすだ
2020年9月26日押印 2020年9月26日押印
柏崎駅1 柏崎駅駅2
かしわざき かしわざき
2018年4月30日押印 2020年9月26日押印
柿崎駅 犀潟駅
かきざき さいがた※ほくほく線の乗り換え駅
2019年11月2日押印 2019年11月2日押印
直江津駅1 直江津駅2
なおえつ なおえつ
2014年3月23日押印 2015年9月20日押印





左:長岡駅舎 右:長岡駅前の花火の打ち上げ筒


長岡駅は上越新幹線
信越本線、上越線の列車が乗り入れています。
「長岡まつり大花火大会」開催時には、
当駅始発の臨時列車も複数運転されます。




長岡大花火大会は、8月2・3日の夕方から、信濃川河川敷で行われていて、
秋田の大曲、茨城の土浦と並んで、日本三大花火大会の一つです。
左は「三尺玉」が打ち上がった写真です。

写真提供・菊田 菊夫Photo Gallery 『写真蔵』





直江津駅舎


直江津駅はえちごトキめき鉄道妙高はねうまライン
日本海ひすいラインの2路線と、JR東日本の信越本線が乗り入れています。
駅舎や車両基地など構内施設の大部分は、えちごトキめき鉄道が管理を行っていて、
JR東日本の駅スタンプは現在押せません。


越後線の駅スタンプ




越後線(えちごせん)は、新潟県柏崎市の柏崎駅と新潟駅を結ぶ、
路線超83.8 kmのJR東日本の路線です。
内野駅 - 新潟駅間は住宅地が途切れることなく続き、
沿線に高等学校、大学などの教育機関が多いため、
全駅有人(自動改札有)で駅間隔も短く、ほぼ20分間隔で運行されています。
吉田駅 - 内野駅間は全列車が新潟駅直通で運行されていて、
昼間は40 - 80分間隔、ラッシュ時および夜間は20 - 75分間隔で運行、
柏崎駅 - 吉田駅間は沿線人口が少なく、運行する列車の本数は1日9往復に減少します。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      
白山駅 関谷駅
はくさん せきや
2018年5月1日押印 2020年9月25日押印
小針駅 寺尾駅
こばり てらお
2018年4月30日押印 2020年9月25日押印
内野駅 越後曽根駅
うちの えちごそね
2020年9月25日押印 2020年9月25日押印
巻駅 吉田駅
まき よしだ
2020年9月25日押印 2020年9月25日押印
吉田駅舎 分水駅
弥彦線の乗り換え駅 ぶんすい
2020年9月25日撮影 2020年9月25日押印
寺泊駅 出雲崎駅
てらどまり いずもざき
2020年9月25日押印 2020年9月25日押印



信越本線、越後線の分岐する柏崎駅 
2020年9月25日撮影





ほくほく線の駅スタンプ



ほくほく線は、新潟県南魚沼市の六日町駅を起点とし、
新潟県上越市の犀潟駅(さいがたえき)までを結ぶ、
北越急行が運営する路線距離59.5 kmの鉄道路線です。
特急「はくたか」で日本の狭軌在来線最高速度となる160 km/h運転されていましたが、
特急「はくたか」廃止後は、現在の線内の最高速度は110 km/hとなっています。
HK100形車両を使用して越後湯沢 - 直江津間を1時間弱で結び、
乗車券だけで乗れる列車としては日本最速の「超快速スノーラビット」の運転を行っています。

信越本線、ほくほく線の分岐する犀潟駅 
2019年11月2日撮影




「鍋立山トンネル」に入るHK100形車両
「ほくほく大島駅」にて  2019年11月2日撮影



土木史上屈指の難工事「鍋立山トンネル(なべたちやまトンネル)」

「鍋立山トンネル」は、北越急行まつだい駅 - ほくほく大島駅間の
新潟県十日町市と上越市にある鍋立山を貫く全長9,116.5 mの鉄道トンネルです。
着工から完成まで22年近くを要した屈指の難工事のトンネルとして知られています。
当初は数年で貫通させる予定で1973年(昭和48年)12月にトンネルの東西両側と中央部から掘削開始。
トンネルの有る頸城(くびき)丘陵は軟弱地盤で、石油、天然ガスの産地で知られていて、
特に中工区は難工事で、ダイナマイトで発破を行ったところ、溜まっていたメタンガスに引火して
トンネル全体が火に包まれたり、トンネル内に染み出してきた石油にも引火するなどの事故が相次ぎ、
特に技術者を困らせたのは地山の膨張のために工事の先端部が何度も押し戻されることです。

100mも後退したことも有り、その際にはトンネル掘削マシンも押し出され土砂に埋もれてしまいました。
昭和57年に、東工区と西工区はほぼ完成していましたが、残り645mを残して工事は中断。

1986年(昭和61年)国鉄から北越急行に代わり、工事再開したものの、最先端の掘削マシンも地圧で押し戻され、
土砂に埋もれて壊されてしまい断念。最終的にはセメントミルク、水ガラスで地山を固めながら、
少しずつ掘り進めて1995年(平成7年)11月7日にようやく完成しました。

トンネル技術の全ての工法が試された「鍋立山トンネル」

「ほくほく線」が開業するかどうかは「鍋立山トンネル」の貫通にかかっていました。
トンネルの総工費・約300億円のうち工事再開後の645 mだけで半分の145億円を投じています。




                                                                                                                          
犀潟駅 くびき駅
さいがた くびき
2019年11月2日押印 2019年11月2日押印
大池いこいの森駅 うらがわら駅
おおいけいこいのもり うらがわら
2019年11月2日押印 2019年11月2日押印
虫川大杉駅 ほくほく大島駅
むしがわおおすぎ ほくほくおおしま
2019年11月2日押印 2019年11月2日押印
まつだい駅 十日町駅
まつだい とおかまち
2019年11月2日押印 2019年11月2日押印


十日町駅はJR飯山線との乗り換え駅
2019年11月2日撮影



                                 
しんざ駅 美佐島駅
しんざ みさじま
2019年11月2日押印 2019年11月2日押印
魚沼丘陵駅 六日町駅
うおぬまきゅうりょう むいかまち
2019年11月2日押印 2019年11月3日押印





左:ホームがトンネル内の美佐島駅 
右:地下のホームに降りる階段



JR上越線との乗り換え「六日町駅



思い出の「鍋立山トンネル」

管理人mikenekodokiの学生時代に坑道掘削学の講義があって、
日本の土木史上の三大難工事として教わったのが「青函トンネル」
「中山トンネル (上越新幹線)」そして「鍋立山トンネル」です。
「中山トンネル (上越新幹線)」は当時最先端の技術・新オーストリアトンネル工法
を用い、ルートの変更、工期の大幅延期など有りましたが、在学中には開通。
「青函トンネル」は社会人になる頃にJRの発足と同時に開業。

月日は流れ、1993年にNHKのTV番組「テクノパワー〜知られざる建設技術の世界」
で再び「鍋立山トンネル」の名を聞きました。
番組の中で、地山が膨張して土砂が押し出してくる映像に衝撃をうけました。
ありとあらゆる工法を駆使しましたが、最終的に薬剤を地山に注入し、
山全体を硬い地質に置き換えて、ようやく安定した地盤を昔ながらの工法で、
少しずつ掘っては周囲を固め、開通のめどが立ったという内容でした。

「ほくほく大島駅」のホームから「鍋立山トンネル」を眺めて感慨深いものがありました。

「鍋立山トンネル」難工事の記録は「道の駅 まつだいふるさと会館」で見る事ができます。




左:「まつだい駅」にある「ほくほく線」発祥の地碑 
右:「道の駅 まつだいふるさと会館」のトンネル資料コーナー








(^^♪人気企画・第十三弾

管理人mikenekodoki「まとめの俳句」と三毛猫花子胸キュンキュン!のコラボ




三毛猫花子

へうへうとして水を味ふ   山頭火

三毛猫花子

まつすぐな道でさみしい   山頭火

三毛猫花子

たたずめば風わたる空のとほくとほく   山頭火

三毛猫花子

ふくろうはふくろうでわたしはわたしでねむれない   山頭火




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